今回は、エアコンの処分を自分で持ち込みでする方法をお伝えします。
エアコンを処分することになった…
私の家のある部屋を改装することになり、今では使われていないエアコンを処分することに決まりました。
そのエアコンは『ウインドエアコン(窓用エアコン)』で、10年以上前に父親が誰かからもらってきたものです。
売れるなら売りたかったですが、古いし汚いしで捨てることにしました。捨て方も粗大ゴミで捨てられれば良いのですが、『家電リサイクル法』により捨て方も決まっています。私は川崎市に住んでいるので、川崎市のホームページを確認しました。
ちなみに、不法投棄は犯罪なので、正しい処分の仕方をしましょう。
エアコンの処分方法は?
自治体によって違うかもしれませんが、川崎市の私の体験でお伝えします。
基本的に買い替えや購入した店がわかる場合、新しいエアコンを購入する店や現在も営業されていれば、買った店で引取りを依頼することが多いですが、今回の場合、もらってきたエアコンを処分するだけなので、買い替えではありません。
なので、ただエアコンを処分(廃棄)するような場合、エアコンの処分方法は、以下のようです。
- 家電リサイクル協定店で引き取ってもらう。
- 指定引取場所へこちらが持ち込む。
協定店一覧や持込については、市のホームページに書いてありました。ネットでは無料業者に依頼もありますが、個人的に怪しかったため、家電リサイクル協定店か指定引取場所のどちらかにすることにしました。
家電リサイクル協定店に電話で確認
協定店一覧に記載されている近い場所の家電小売店に電話しました。家電リサイクル協定店に依頼して処分する場合、リサイクル料金以外に、小売店の回収・運搬料金を負担する必要があります。
小売店の回収・運搬料金が気になったため、電話で確認したわけです。その費用に驚きました。
川崎市のHPを見て電話したことを伝え、金額を聞いてみると…小売店の回収・運搬料金だけで3700円。この金額にリサイクル料金と税金がかかります。
こんなにするのか!って思い、辞めたわけですが、他の店ならどうだと思い、別の店をもう1店だけ確認しました。すると、小売店の回収・運搬料金だけで7000円!
どうやら、回収料金は店によって違うようです。考えてみれば、相手としては手数料、人件費があるので、この金額も仕方がないのかもしれません。
それでも高いと感じた私は、家電リサイクル協定店に依頼するのを辞めて、自分で持ち込むことにしました。
エアコンの処分を自分で持ち込みする流れ
まず、市のHPを確認して、『指定引取場所一覧』で一番近い・行きやすい場所に電話しました。
場所によって違うかもしれませんが、その持ち込む場所は予約は必要なく、直接、工場に運べば良いようです(守衛室・受付で事情を説明すれば案内してもらえる)。ただし、受付時間、定休日などはあるので、注意が必要です。
持ち物としては、処分したいエアコンにリサイクル料金の紙が必要です。
エアコンの処分を自分で持ち込みする流れは、以下となります。
- 処分したいエアコンのメーカーを確認しておく。
- 郵便局に行き、家電リサイクル券を受け取る。
- 必要事項を記入して、振込手数料を添えて、振り込む・郵便局員に支払う。
- 指定引取場所にリサイクル券と処分したいエアコンを一緒に持ち込む。
以上です。『料金郵便局振込方式』となります。
処分したいエアコンのメーカーを確認しておく理由は、エアコンのメーカーごとにリサイクル料金が違うためです。
家電リサイクル券の紙は、置いてなかったので、窓口の郵便局員に『家電リサイクルの手続きをしたい』と言ったら、出してくれました。
リサイクル料金の冊子を渡されるので、処分したいエアコンのメーカーを探します(製造コード、品目コード、料金を確認する)。
家電リサイクル券の紙には、製造コード、品目コード、料金を書いて、住所、名前、電話番号(私の場合、携帯電話)など、いくつかの項目に記入します。リサイクル料金+振り込み手数料(窓口:130円)を支払いました。
私の場合、コロナのエアコンだったので、リサイクル料金が972円(税込)でした。全部で1102円かかりました。
ちなみに、家電リサイクル券の有効期限は、振込日の翌日から10年と書かれていますが、当日に持ち込みしても問題ありません。家電リサイクル券センターに電話で確認したところ、そう記載されているだけであって、当日持ち込んでも良いとのことです(現に私は家電リサイクル券を発行した当日に持ち込みしました)。ただし、押印された受領証が必要で、払い込まれた証明ができれば問題ない気がしています。
家電リサイクル券用紙は簡易郵便局だとないところもあるようですが、ほとんどのところはあるようです。不安な場合、郵便局に電話して確認するのが良いかと思います。
製造メーカー等(製造業者等)が不明な場合は、指定法人がリサイクルするようなので、郵便局券をご利用の場合、『製造業者等名コード』欄に『999』、製造業者等欄の『その他の()』内に『指定法人(その他)』と記載するなどするようです。
そして、家電リサイクル券センターのHPを見ると、家電リサイクル券をエアコンへ貼り付けることが書いてありますが、貼らなくても持っていけば、指定引取場所の担当者が貼ってくれます。
エアコンの処分を自分で持ち込みでする方法
私の場合、エアコンの取り外しは父親がしました。
エアコンの処分を自分で持ち込みでする方法は、私の場合、買い物カゴの上にエアコンを横に置いて、紐でしばり、現地に持っていきました。
エアコンは大きくはなかったので、大変ではないかと思ったら、24キロくらいあって、地面もデコボコで安定せず、運びづらくてかなり大変でした。普通に歩けば15分くらいなはずが、行くのだけでも40~50分かかりました。
指定引取場所に着いたら、受付で手続きして、入館しました(名前と電話番号(携帯電話)を書きました)。その場所では、同行者がいても特に問題ないと言われました。
指定場所に行き、受付のところでリサイクル券を渡して、①~③の紙(③は向こうのハンコを押される)と控えを受け取って、エアコンを渡して終了です。電池を抜いたリモコンも一緒に渡しました。相手は丁寧な人で、手続き自体は、10~20分くらいかかりました。
以上で、エアコンの処分は終了です。
エアコンの処分のリサイクル料金はいくら?
前述したようにエアコンの処分のリサイクル料金は、メーカーによって異なります。郵便局で『リサイクル料金(再商品化等料金)一覧』で確認できますが、再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)ページでも確認できますので、ご覧ください。
基本的に不明点があれば、家電リサイクル券センターのHPを見ればわかるかと思います。
エアコンの処分を自分で持ち込みした感想
エアコンなどの処分も自治体が管理してくれれば良いのにって思いました。この物は粗大ゴミとして捨てる、この物はメーカーやある店に依頼するなど、本当に面倒です。
とはいえ、正直、流れとしてはそんなに大変ではありませんでしたが、エアコンの持ち込みは車がないとかなり大変です。車がない場合、台車を用意するか、あまり良くないですが、タクシーを使えば良かったと思いました(無料回収を探してみても良いかもしれません)。
おわりに
今回は、エアコンの処分を自分で持ち込みでする方法をお伝えしました。
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。